転職活動の中で心の底から「使ってよかった」と思えたサービス③
こんにちは。
ステマか?ってくらいゴリ推ししている某東京しごとセンター。
改めて今までのおさらいです。
・営業はイヤ!とりあえず落ち着いて働けそうな事務職を志望
・ひたすら落ちまくっているときしごとセンターに出会う
・キャリアカウンセラー(以下CC)からアドバイスを受ける
・A社とB社から最終面接の案内来た!
・A社の最終面接で「キャリアアップしたい」と言ったら...
本音を言ったA社の最終面接、落ちる
落ちました。
落選通知のメールの中には、「キャリアアップしたいマサさんに、弊社の事務職はもったいないと思い、このような結果とさせていただきました」との文言。やっぱりね...
ちくしょー初めて最終まで行ったのにコンチキショー、B社の内定は絶対とってやらぁという気持ちの反面、
「B社の内定を取るために、また同じこと聞かれたら嘘つかなきゃいけないのかな」
というモヤモヤ。
「内定」が欲しいのか?
欲しいに決まってるわそんなん
さっさと職決めて金が欲しいわ
でも、欲しいのは「内定」じゃなくて、「自分が心穏やかに働ける職場」だよな?
内定を取るために自分にうそをついて、会社の都合のいいようにすり寄るか、
焦らないで慎重に時間をかけて自分のに合う会社を見つけるか
どっちがいいんだ????????????????????
そんな迷いを抱えたので、またしても東京しごとセンターへ。
今回は予約が取れなかったので専任のCCさんではなく、予約不要一人30分間面談ができる「業界職種・企業ラボ」へ。
毒舌キャリアカウンセラーとの出会い
ワイ「二か月で新卒カード捨てて...営業やりたくなくて...事務が良いんですけど...なんで事務が良いかわからなくなってきました」
CC「え!?二か月でやめたの!?それはまずいね~~www」
ワイ(あっこの人ズバズバ正論言ってくるタイプの人だ泣泣泣)
CC「もうね、事務やりたいとか言ってる人って、前の仕事でだいたい心折れてる人だからわかるんだよ。あなたもそうでしょ?」
ワイ「まあ...否めないっすね(グサグサ)」
CC「それなら尚更さ、自分の価値を認められる仕事をしなきゃいけないんじゃないの?」
そういって毒舌CCさんは、一枚の紙を出してきました。
この世にある主な職種がリストアップされている表。
CC「(一般事務を指さしながら)あんたがやりたいのはここでしょ?他のとこ見た?こんなにあるけど、あんたの選択肢って、「前職と同じ仕事以外か事務か」の二択じゃない?」
ぐ、ぐう正論.................
CC「前は人材系か。ってことは、人に訴えかけたりかけられたり、人前でペラペラ話せるほうだよね?事務だと、あなたの唯一の良いところが活きないかもしれないよ?」
ワイ「ウッ....唯一....(グサグサ)」
CC「前の仕事活かしつつ、まだ若いんだから、自分にしかない強み活かさなくてどうするの?専門性がある仕事が良いよ、例えば経理とか、人事とか。」
人事という職種との出会い
就活したことある人なら誰しもぶち当たる「人事」という存在。就活中散々お世話になりますよね。人事という仕事を知らない人はいないと思います。
【私の中のこれまでの「人事」の印象】
- 面接して採用か不採用かを決めてる
- 会社説明会とかやってる
- 新入社員研修とかによくいる
- 偉い人、すごい人しかなれないイメージ
実際間違ってはいない。と、思います。
誰でもできそうだし、就活生とかの面接ってそんなに難しくなさそうだし、研修の時とかも先生みたいな立場になれることあるし、楽しそうだな~
という漠然としたイメージでした。楽しそうじゃん!
ワイ「でも、人事も人気そうですし、新卒で人事の採用枠ってなかなかないじゃないですか。やっぱりベテランじゃないと厳しいんじゃないですか?」
CC「じゃ、ハロワ行こうか」
と行ってそのまま、同じく東京しごとセンターヤングコーナーフロア内にある、「ハローワーク飯田橋U-35」へ。
CC「ほら見てみ、"既卒3年以内向け"の求人って、これだけあって、この量が毎週更新されてんの。営業職はこっち、事務職とかはこっちね。ほら、こんなにある」
冊子になっている求人票をポンと渡され、中身をペラペラ見てみると、
「既卒三年以内」「未経験歓迎」「第二新卒歓迎」の文字が並んでいました。
私は前職が人材サービス系の営業職なんですが、
どうやら人材サービス系営業職から人事に転職する人は少なくないらしく、dodaによるとこんな感じらしいです。
事務職の求人冊子のなかには「人事・総務」「人事事務」もあって、がぜんやる気がわいてきました。
その中に気になる求人が2つほどありました。
・ベンチャーIT企業の人事。採用業務
・派遣会社の総務、事務
このふたつの求人票に付箋を貼り、毒舌CCにお礼を告げて、ハローワークの職員のもとへ。
ハロワの職員に泣かされる
恥ずかしくて死ぬかと思ったよ。会って5分で泣かされました。
担当の職員さんは50~60代くらいの女性の方。
職員「さてさて、初めましてよね」
ワイ「はい、本日はよろしくお願いします。先ほど企業ラボのほうでご相談させていただいておりまして、人事職に興味を持ちまして。こちらを紹介されて気になった求人がいくつかあって、そちらの紹介状をお願いしたいと思っております」
と言って、付箋を貼った求人票を見せたら、ジーーーーーッと顔を見つめられました。
職員「..............一つどうしても言いたいことを言っていいかしら」
ワイ「エッッッ..........(怒られるかな流石に早期退職で人事とかなめてるかな)」
職員「あなた、とっても魅力的よ」
・・・・・・・・・・・・・
?????????????
思考停止。えっ告白されたの?今、告白された?
ストライクゾーン広いとはいえ初めて会って二言三言しか会話を交わしていない相手に告白されるとは思っていなかった。
今でも忘れられないので、以下の発言はほとんど脚色なしだと思ってください。
職員「一言めでわかるのよ。"この人と働きたいか"っていうのが、一言めでわかるの。今あなた、その一言めは何か月もかけて用意したもの?」
ワイ「あ、いや...(思考停止)」
職員「そうよね。挨拶して、目を見て笑顔で話して、論理的に物事を説明した。しかもそれを、あなたは普通にこなすことができたわよね」
ワイ「ありがとうございます...」
職員「あなたは普通と思うだろうけど、それは普通じゃないわよ。自分では普通の事でも、希望する職種によっては、"能力"として評価されることがあるわ」
ワイ「ほう...」
職員「例えばね、もし私が企業の採用担当者だったら、新卒のお手本になるようなあなたの態度を評価して、新卒採用担当として働いてほしいと思うわよ。
就活生にこんな素敵な人がこの会社にいるんだ、って思わせることだって立派な職務で、能力なの。
現に私はいろんな求職者を見てきたけれどね、今、あなたのこととてもすてきだと思ったわ」
号泣。
一言二言しか会話していない相手に告白されるって何!?って思っていたけど、人の印象って本当に一言めでわかるんだな。
この人は、プロで、色んな求職者に出会ってきて、私が何の気なしにした挨拶一言でさえ、評価してくださっていたんだな....
自分って何なんだろうと思っていました。
初対面の人とも物怖じせず話せるのを強みにして就活して、
入社してからはそれでもその強みを上手くフルに活かせずに、どんどん人と話すことが怖くなっていった。
「キャリアアップしたい」という本音をぶつけたら落とされ、自分のやりたいことが見えなくなっていて、自分に自信を持てなくなっていた時。
この職員さんの言葉で涙が止まらなくなりました。
でもそれも、嬉し涙というよりかは、覚悟というか、決意というか。私は、次の会社で絶対失敗できないなと思ったというか。
絶対に自分のためになるような仕事、働いている自分が好きと、胸を張れる仕事、自信をつけられるような仕事をしたい。
そういう、自分にとっても「決意」の涙がポロポロと。
ということで、今まで理由もなしに事務職を志望していた私が、
東京しごとセンターのカウンセラーさんたちにお世話になり、「仕事をして強くなりたい」と本気で思えるようになりましたとさ。
まとめ
・「働くことへの不安」がぬぐえない人は、東京しごとセンターに行ってみましょう。
・東京しごとセンターは、慎重に就活、転職したい人には最適。(スピード感を求める人はエージェントとかのほうがいいかもしれないです)
・転職活動は自己分析→応募→自己分析→応募の繰り返し。何度も「自分」に立ち返るとよいと思います。
・"公共のサービスはブラックばっかり"説、意外とそうでもない説。(企業ラボやしごとセンター内の求人情報は、実際にしごとセンターの職員がその会社に足を運んで確認しています。)
・とにかく飯田橋近かったら行ってみましょう。
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